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CG閲覧モードの作成方法
CG閲覧モードを作るには、専用の数値変数を1つ用意しましょう
ここで、作成する数値変数を「閲覧モード」とします
CG閲覧モードを作る場合、
1.画像毎に閲覧のON、OFFを設定する
又は
2.シーン毎に閲覧のON、OFFを設定する
という2パターンがあります
1だと、画像毎に設定するので少々ややこしくなりますが、
「さっき見れた画像がすぐにもう一度見られる」
と言う利点があります
一方、2の場合、
シーン毎にまとめて設定するので、
作者側としては手間が省け、また、
シーンが終わるまで再表示したくない場合などには有効です
(尚、基本的なシステムとしてはどちらも変わり有りません)
数値変数の設定・利用方法
1.画像毎に閲覧のON、OFFを設定する
閲覧モードで表示したい画像を始めて表示した時に
以下の処理を行います
閲覧モード=「1」
(必ず「=」にして下さい)
数値変数の保存 「閲覧モード」 インデックスキー「(判別用の文字列)」
(判別用の文字列)とは、
数値変数一つで閲覧モードで使用するすべての画像用の数値変数のや区割りを果たすための判別用の文字列です
(画像のファイル名などを指定するとわかりやすいかもしれません)
これを閲覧モードで表示したいそれぞれの画像が始めて出るたびに行います
(判別用の文字列はそれぞれ異なるように設定して下さい)
例)A,Cを閲覧モードで表示したい画像だとします
グラフィックの表示:A
数値変数の操作「閲覧モード」=「1」
数値変数の保存「閲覧モード」インデックスキー「A」
・
・
グラフィックの表示:A
(2回目に表示するのであれば何も操作は必要有りません)
・
・
グラフィックの表示:B
数値変数の操作「閲覧モード」=「1」
数値変数の保存「閲覧モード」インデックスキー「B」
注意ストーリー分岐等で
「場合によってはここが一回目になるかもしれない」
と言う場合は、そこにも設定しておくことをお勧めします
2.シーン毎に閲覧のON、OFFを設定する
こちらは、1とは違い、シーン毎に数値変数を設定しますので、比較的簡単です
ストーリーの区切りの地点で
「閲覧モード」=「1」
(必ず「=」にして下さい)
数値変数の保存 「閲覧モード」 インデックスキー「(判別用の文字列)」
とコマンドを挿入します
これを各シーンの最後に配置します
例)
シーン1の終わり
「閲覧モード」=「1」
数値変数の保存 「閲覧モード」 インデックスキー「1」
・
・
・
シーン2の終わり
「閲覧モード」=「1」
数値変数の保存 「閲覧モード」 インデックスキー「2」
閲覧モードページ作成方法
閲覧モードは、
サムネイル(縮小表示)をいくつか表示し、
(1ページあたり10~15程度?)
そのサムネイルにクリッカブルマップを貼り、
移動先で
対象のグラフィックを表示→クリックを待つ
とすると良いでしょう
画像が多い場合は、サムネイルを表示するページを
複数にすると良いでしょう
(「次へ」「前へ」「戻る」等の表示用にクリッカブルを割り当てる必要がありますので、クリッカブルマップの上限(20)に気を付けて下さい)
詳細
1.の場合
以下のように設定しましょう
数値変数の読み込み「閲覧モード」インデックスキー「1」
画像の表示「1」(サムネイル表示)
オプション:「閲覧モード」=「1」
クリッカブルマップの作成 移動先「1」
オプション:「閲覧モード」=「1」
数値変数の読み込み「閲覧モード」インデックスキー「2」
画像の表示「2」(サムネイル表示)
オプション:「閲覧モード」=「1」
クリッカブルマップの作成 移動先「2」
オプション:「閲覧モード」=「1」
・
・
このように
対象のインデックスキーで「閲覧モード」を呼び出し
「閲覧モード」の値でオプション設定を入れた
画像の表示とクリッカブルマップの作成をすると
完成です
2.の場合
2.の場合は、シーンの一覧ページのようなものを作り、
その場面で
数値変数の読み込み「閲覧モード」 インデックスキー「1」
シーン1へのクリッカブルマップの表示
オプション「閲覧モード」=1
数値変数の読み込み「閲覧モード」 インデックスキー「2」
シーン2へのクリッカブルマップの表示
オプション「閲覧モード」=1
・
・
・
シーン選択の時点で、「閲覧モード」の値が
取得されますので、
シーン選択後のサムネイル表示・各画像へのジャンプページでは
1のような画像1つ1つに設定を入れる必要はありません
サムネイルを一括表示して、
それにクリッカブルマップをかけていくだけでOKです
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