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1000以上の乱数の値を得る
コミックメーカーのシステム変数「@乱数」では、999までの乱数を得ることができます
1~1500など、乱数として得たい値の幅が1000よりも大きい場合は、
「@乱数」をそのまま使用しても不具合が出る恐れがあります
(ちなみに、値域が1000以下の場合は(「@乱数」 mod 「値の幅」)+「値域の最小値」とすることにより、目的の値域で乱数を得ることができます)
値の幅が1000以上の場合、つまりは乱数として1000以上の値が必要の場合は
乱数の値域を増やすために、以下の処理を行います
1.乱数用の変数「乱数2」を作成
2.乱数計算補助用の変数「乱数計算」を作成
3.以下のコマンドを組む
「乱数計算」←「@乱数」×1000
「乱数2」←「@乱数」+「乱数計算」
この結果として、「乱数2」という変数に1~999,999の乱数を出力することができます。
この「乱数2」という変数を使用する場合は、必ず上の2つのコマンドを挿入する必要があります
(サブルーチンとして組んでおくと楽かと思います・・・特に下で紹介する出力方法の場合は)
ちなみに、1~999,999,999の乱数を出力したい場合は
「乱数計算」←「@乱数」×1000
「乱数2」←「@乱数」+「乱数計算」
「乱数計算」←「@乱数」×1000000
「乱数2」←「乱数2」+「乱数計算」
とコマンドを組みます
なお、変数の値の制限上、変数に2,147,483,647よりも大きな値を得ることはできませんのでご注意下さい。
上の方法を応用した最大の乱数の値は2,000,000,000であり、1~2,000,000,000の乱数を出力したい場合は
「乱数計算」←「@乱数」×1000
「乱数2」←「@乱数」+「乱数計算」
「乱数計算」←「@乱数」×1000000
「乱数2」←「乱数2」+「乱数計算」
「乱数計算」←「@乱数」mod 2
「乱数計算」←「乱数計算」+1
「乱数計算」←「乱数計算」× 1000000000
「乱数2」←「乱数2」+「乱数計算」
とコマンドを組みます
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Copyright ©2005-2013 近藤 All Rights Reserved.| 2006年12月14日
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