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独自セーブ・ロード画面を利用する方法
「はじめから」 「つづきから」を表示する方法のひとつとして
システムライブラリ、即ちメニューバーを使用せず、独自のセーブ・ロード画面を使用するという方法があります。
独自のセーブ・ロード画面を用意するわけですから、いつでも好きなときにセーブ・ロード画面を呼び出すことができます。
・・・しかしながら、ユーザーが「ロードしたい」、「セーブしたい」というときにはセーブ・ロードを行うことができません
なぜなら、メニューバーを消去しているため、常時セーブ・ロードを行うことができず
ゲーム中に用意されたセーブ・ロードポイントでしかセーブやロードを行うことができないからです。
利用上の注意
- メニューバーの消去用のコマンドはコミックファイルの一番最初、スタートページに設定したページの一番上に設置する必要があります。
メニューバーの消去はAttIDを1101に指定してください。
ダイナミックレイヤーが完全に無い状態だとエラーが起きるので
なにも表示しない。クリッカブルマップにも反応しないダミーレイヤーを作成します。
- この方法を利用する際には必ず、セーブ・ロードを行う際はサブルーチン上で行う。
ということを心がけてください。
さもないと、コミックランタイムの動作不良が発生してしまいます。
- セーブ・ロードにおいて使用するコマンドはセーブコントロールコマンドの
「実行状態をセーブファイルに記録する」(これがセーブ用)
「セーブファイルから実行状態を復元する」(これがロード用)
です。
ミニゲームやテーブルゲームなどではこの方法でも十分だと思います。
サンプルを作成しましたので、ご参考までにどうぞ。
(念のため、セーブ・ロード用の画面は全てダイナミックレイヤーのAttID=100で構成しています)
なお、この方法を応用して、メニューバーからでも、
スタート画面からでも、製作者が意図したタイミングでもセーブ・ロードを行うことができる方法もあります。
そちらは別途紹介します。
(その方法が一番難しい方法になります)
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Copyright ©2005-2013 近藤 All Rights Reserved.| 2007年5月17日
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