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システムブックのロード処理の解説

この記事では、システムブックのセーブ・ロードシステムを利用を利用した
作品を製作される方向けに、システムブックのセーブ・ロード処理について解説を行います。

なお、
システムライブラリの改変を行った場合、コミックメーカー3公式サイトでのサポートが受けられなくなります。
このことを十分に留意した上でこの記事をご利用ください。
(コミックファイル内にシステムブックを用意した場合はサポートを受けることが出来ますので、
システムライブラリを編集という形ではなく、製作中の作品にシステムブックを作る方法をお勧めします)


概要:

システムブックの[_menubaropen](メニューバーを開いた状態)のページから[_menuload](ロードの選択画面が出る)ページへと移動し、
その後、[_menuload0*](*は数字1~9)のページでセーブ内容を確認した後に[_loadexec_0*]ページで実際のロード処理を行っています。

 詳細解説:

[_menubaropen]ページの動作解説は割愛します。

[_menuload]ページの動作について注釈をつけたものが下の画像です。
ロードメニュー

コール先が[_menuload_**](**は数字)となっているダイナミックレイヤーの作成が
ロードの確認画面への画像つきクリッカブルマップの作成コマンドになっています。

メニューバー動作1 [_menuload] ページでサブルーチンから復帰した状態でのメニューバーは左のような表示になります。

メニューバーは操作している状態がサブルーチン状態であるので、サブルーチンから復帰することはメニューバーがソフトの動作を停止させることを解除すること、
すなわちメニューバーを開くことにより停止していたゲームの実行が再開されることを意味します。
(メニューバーを開いた状態でメニューバーを開く前の状態が継続すると考えればよい)

 

 

 

 


 

各セーブスロットをクリックしたときに、[_menuload_**]へと移動します。
このページでは下の画像の右側を表示する処理を行っています。 ロード画面

それぞれのページの構成は次のとおり(画像は[_menuload_01]の解説画像)
各セーブスロット用ページでの動作
基本的な流れとしては「セーブファイルを開いて情報を読み出す」→「実際のロード用のページへのクリッカブルマップを作る」→「セーブファイルを閉じる」
という流れになっています。
システム画像(プレイ時のサムネイル画像)_smallimage.bmpはセーブファイルから読み出します。
(正確にはセーブフォルダから読み出します)


ロードボタンをクリックして、実際にロード処理を行う[_loadexec_**]ページへと移動します。
_loadexec_01ページの内容
[_loadexec_**]では、ロード処理を行うだけです。
システムで使用するセーブファイル[c_save**.svf]を読み込むことにより、ロード処理が行えます。
なお、この動作を行った時点で、セーブ時の状態に実行状態が戻されますので、
最後の[_menubaropen]への移動コマンドはロードに失敗した時のために有ると考えて良いでしょう。
(正しくロードが行えた場合は、システムライブラリのセーブページの[c_save**.svf]への書き込み直後のコマンドから実行するため)

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Copyright ©2005-2013 近藤 All Rights Reserved.| 2007年10月18日

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